ANAカードは提携クレジットカードである

ANAマイルは使いやすいマイルでもあります。
ANAだけでなくスターアライアンス27社でも使えるためです。
ANAだけを集中して使わないという場合でも、マイルを使いやすいです。

ANAマイルはフライトでたまりますが、ショッピングでも貯めることができます。
クレジットカードを使い、マイルをためるのです。
フライト以外でマイルをためる人たちは、「陸マイラー」とも呼ばれていますね。

ANAマイルをためやすいクレジットカードとなるのは、ANAカードでしょう。
ANAカードは、ANAが発行しているクレジットカードと思われがちです。
ところが実際はANAと提携したクレジットカード会社が、発行しているクレジットカードです。
現在ANAカードを発行しているのは、JCBカード、三井住友カード、ダイナースクラブカード、アメリカンエクスプレスカードです。
さらにANA To Me CARD PASMO JCBはJCBカードと東京メトロ、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは三井住友カードと東急カード、ANA VISA Suicaカードは三井住友カードとビューカードが提携して発行されています。

同じANAカードであっても発行元が異なるため、サービス内容がやや異なっています。
ANAカードの基本的なサービスは同じですが、クレジットカード会社独自のサービスがあるのです。

一番異なるのは、ショッピングによりたまるポイントです。
ANAカードは利用をすればマイルがたまるのではなく、クレジットカード会社のポイントがたまります。
JCBカードはOkiDokiポイント、三井住友カードはワールドプレゼント、ダイナースクラブはダイナースクラブリワードポイント、アメックスはメンバーシップリワードポイントがたまります。
ポイントのたまり方も1,000円に1ポイントだったり、100円に1ポイントだったりします。
ANAカードだからと、すべて同じようにポイントがたまる…というクレジットカードではないのです。

またANAカードの種類により、付帯する電子マネーが異なっているのも特徴です。
楽天Edy、Suica、PASMOなどが付帯しますので、状況により選択する必要があります。
人気があるのはANA VISA Suicaカードです。
SuicaはJR東日本の電子マネーですが、相互利用が可能な区間が多くほぼ全国で利用ができます。
乗車券としてだけでなく電子マネーとして使えるところも多く人気です。

ANAカードの年会費

年会費無料のクレジットカードが増えていますが、ANAカードは年会費有料のクレジットカードと思って良いでしょう。
一部年会費無料のクレジットカードもありますが、ほとんどが年会費有料となります。

ANAカードの年会費

・一般カード
2,160円、家族カードは1,080円です。
ANA VISA Suicaカードは家族カードの発行はありません。

・ANAアメリカン・エキスプレス・カード
7,560円、家族カードは2,700円です。

・ワイドカード
7,830円、家族カードは1,620円です。

・ワイドゴールドカード
15,120円 家族カードは4,320円です。

・ANAダイナースクラブカード
29,160円 、家族カードは6,480円です。

・ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
33,480円 、家族カードは16,740円です。

・ANA VISAプラチナ プレミアムカード
86,400円、家族カードは4,320円です。

・ANA JCB カードプレミアム
75,600円 、家族カードは4,320円です。

・ANAダイナースプレミアムカード
167,400円、家族カードは無料です。

・ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
162,000円 、家族カードは4枚まで無料です。

一番持ちやすいの年会費は、一般カードの2,160円でしょう。
プレミアムカードになると年会費がかなり高額になります。
とくにダイナースとアメックスは、160,000円以上と非常に年会費が高額なクレジットカードとなります。
ここまで高いとうーん…となってしまいそうですね。
ただプレミアムカードは審査が厳しく一部の選ばれた会員にしか発行されないクレジットカードなので、年会費をうんぬん言う前に発行できないかもしれません。

年会費無料で持てるANAカードとなるのが、ANA JCB ZEROと学生用となります。
JCB ZEROは18歳~29歳までを対象としたクレジットカードで、5年間は年会費が無料です。
学生用は通常年会費は有料なのですが、在学中は年会費無料になるキャンペーンを行っています。
年会費無料キャンペーンは一応期間限定なのですが、期間がずっと延長され続けているようです。
なのでずっと年会費無料で持てるクレジットカードと言っても良いでしょう。

ANAカードを持つなら、年会費の負担は覚悟しなければなりません。
年会費無料のクレジットカードにこだわるのであれば、ANAカードはおすすめではない…となってしまうでしょう。

マイル移行手数料が必要

ANAカードを使うとクレジットカードポイントがたまります。
ANAマイルにするには、クレジットカードポイントをマイルに移行しなければなりません。

マイルの移行は、5マイル移行コースと10マイル移行コースがあります。
どちらか好きな方を選ぶことになるのですが、10マイルコースは移行手数用が必要となってしまいます。
一般カードとワイドカードは、5,400円~6,480円が必要です。
ANA VISAやANA マスターカード、アメックスの一般カード、ワイドカードは6,480円、ANA JCBの一般カード、ワイドカードは5,400円です。
一般カードの年会費は2,160円ですから、移行手数料を合わせると7,560円~8,640円のコストがかかるクレジットカードということになります。
2,000円程度ならそれほど高い年会費とは感じませんが、7,000円~8,000円と言われると年会費が高すぎるクレジットカードと思ってしまうかもしれません。

ゴールドカード、ダイナースクラブ、プレミアムカードは、手数料不要で10マイルコースで移行ができます。
年会費が高額なクレジットカードとなりますが、移行手数料が不要と考えるとお得でしょう。

移行手数料は、移行をするたびに必要になるわけではありません。
1年間にかかる手数料となり、全くANAマイルに移行をしなければ支払わなくても良い年もでてきます。
JCBカードのOkiDokiポイント、VISAやマスターカードのワールドプレゼントは、ポイント有効期限が2年間となります。
毎年移行をしなければ、2年に1度移行手数料を支払えば良いということになります。
アメックスやダイナースクラブのポイントは、有効期限はありません。
アメックスの一般ANAカードは移行手数料が有料ですので、まとめてマイルに移行をすれば移行手数料を数年に1度支払うだけですむこともあります。

ANAマイルへの移行は、自動移行コースと自分で移行の申し込みをするマルチコースがあります。
ポイントをいちいちマイルに移行する手続きは面倒くさい、マイルに移行するのを忘れてポイントが失効しそう…といった場合は、自動移行コースがおすすめとなるでしょう。
ただ自動移行コースは毎年移行手数料が必要となりますので、移行手数料を節約したいならマルチコースがおすすめです。
移行手数料が無料のANAカードであれば、勝手にマイルになっている自動移行コースの方が便利です。

ANAマイルプラス特約店がお得

ANAカードには、ANAカードマイルプラスというサービスがあります。
ANAカードマイルプラス特約店でANAカード決済をすると、100円に1マイルまたは200円に1マイルが加算されます。
クレジットカードポイントとは別にマイルが加算されますので、よりマイルがたまりやすくなるでしょう。

・マイルがたまる
ANAカードはショッピングでは、クレジットカード会社のポイントがたまります。
しかしANAカードマイルプラス特約店では、ANAマイルをそのままためることができます。
移行する必要がないので便利です。

・ANAカードマイルプラス特約店はどこ?
マイルがたまりやすくなるといっても、いつも利用する場所でないとマイルをためることができません。
無理に使わない店舗へ行き、不要にお金を使ってまで、マイルをためるのはばかげています。
どのようなところでマイルをためられるのか気になりますよね。

100円で1マイルがたまる特約店
ANAグループ、アート引っ越しセンター、マツモトキヨシ(200円に1マイルの場合あり)、紳士服のコナカ、ENEOS、東京MKタクシー、花キューピット、てもみん、エルセーヌ、アイシティなど

200円で1マイルたまる特約店
イトーヨーカドー、スターバックス、はるやま、高島屋、松坂屋、大丸、セブンイレブン、ココストア、出光、阪神百貨店、阪急百貨店など

こうやってみると、おなじみのところが多いのではないでしょうか。
特にセブンイレブンなんかは、よおく利用する方が多いでしょう。
ANAカードで決済をすれば、毎日マイルをためることも可能です。
ANAマイラーにとっては、他のクレジットカードを使うよりもお得になります。

そしてENEOSででANAカードを利用するのもおすすめです。
ENEOSでは100円で1マイルがたまる特約店です。
クレジットカードポイントと合わせると還元率を2.0%にすることができ、かなりお得です。
ガソリン系のクレジットカードで割引を受けるよりも、ANAカードでマイルを貯めた方がお得であるとも言えるでしょう。
出光も特約店になっていますが200円に1マイル付与となります。
ANAマイルをためたいなら、ENEOSを積極的に使うのがお得です。

ただ法人用のANAカードは、ワイドゴールドカードのみが対象となります。
一般カード、ワイドカードはANAマイルプラス特約店でANAカード決済をしても、マイル付与がありません。

家族でマイルを貯めるファミリーマイル

クレジットカードのポイントは、家族で貯めるとためやすくなります。
家族カードを発行して、クレジットカードポイントを貯めやすくするのもおすすめです。

ANAカードでも、家族カードの発行ができます。
ただ家族でそれぞれに違うANAカードを使っているということもあるでしょう。
その場合におすすめなのが、ANAカードファミリーマイルです。
ANAカード会員であれば、別々のクレジットカードでもマイルを合算できるサービスです。

・ファミリーマイルに登録できる条件
日本在住のANAカード会員の同一生計の家族、配偶者、同性パートナーなど、一親等以内の家族が対象となります。
18歳未満、高校生はANAマイレージクラブカードでも登録ができます。
ただ18歳以上になったとき、高校を卒業したときは、ANAカードに入会をしなければマイルは継続されませんので注意をしましょう。
18歳以上になったらANAカード学生用や、JCB ZEROがおすすめです。

・登録する方法
まずはメインとなるプライム会員を決めます。
そしてファミリー会員を登録します。
1名~9名までの登録が可能です。
ファミリー会員の登録は、プライム会員が行います。
プライム会員の家族会員であれば、オンラインで登録手続きができます。
それ以外の場合は申込書を提出しなければなりません。
家族分の本人確認書などと一緒に、ANAマイレージクラブセンターに郵送をしてください。
申込をすればすぐに手続き完了とはならず、1か月くらいかかってしまうこともあります。
日程に余裕をもって申込をするのがおすすめです。

・登録料金
ファミリーマイルへの登録料は無料です。
ANAカードはマイル移行手数料など何かとお金がかかるクレジットカードではあるのですが、ファミリーマイルは登録料無料だと使いやすいですね。
家族会員を最大9名登録しても、費用はかかりません。

・利用できる特典
ファミリーマイルでためたANAマイルは、利用制限がありますので注意をしておいた方が良いでしょう。
ANA国内特典航空券、ANA国際特典航空券、ANA国際線アップグレード特典、提携航空会社特典航空券、ANA SKYコインへしか利用できません。
バニラエア特典航空券などには利用できません。
ANAの特典航空券を利用するなら問題はありませんが、他の特典に利用したい場合は注意をしてください。

ANAカードは付帯するサービスがあまり充実していないクレジットカードと言われてきましたが、ファミリーマイルが登場したことにより満足度が上がったようです。